こんにちは、市川茉里子(まりこ)です。
12月も中旬になり、これから色々とイベントが続きますね。
冬休み、クリスマス、お正月・・・。
帰省する人も多くいらっしゃると思います。
でも、この時期に多くなるお悩みがあります。
本来、楽しいはずのこの時期に、疲れてしまったり嫌な思いをする・・・。
夫ともなんだかギクシャクしてしまう・・・。
今日は、そんな時の対処法について、お話したいと思います。
幸せのものさし、不幸のものさし
日々の生活の中で、うれしいこともあれば、嫌なこともありますよね。
特に、仕事や家事、育児に追われる毎日だと、どうしても「しんどいこと」や「辛いこと」「イライラすること」の方が心に残りやすく、嫌な気持ちがたまってしまいます。
そんな時、ちょっとした工夫で気分を立て直す方法があります。
それが「幸せのものさし」と「不幸のものさし」を使う方法です。
不幸のものさしを作る
まず、自分にとって嫌な出来事がどのくらい嫌だと感じるか点数を付けて、ノートに書いてみましょう。
- 仕事でミスをして上司に叱られた:マイナス60点
- 夫の帰りが毎日遅くてワンオペの日が続いた:マイナス70点
- 夫が頼んだ事をやってくれなかった:マイナス80点
- 家事がたまって寝る時間が遅くなった:マイナス40点
- 子供がゲームばかりしていたので怒ってしまった:マイナス30点
幸せのものさしを作る
次に、自分にとってうれしい出来事を思い出して、同じように点数をつけてノートに書いてみましょう。
小さなことでいいのでなるべくたくさん書くことがポイントです。
- お気に入りのドラマを観る:プラス40点
- 温かいお風呂にゆっくり浸かる:プラス30点
- 子どもと一緒に笑えるゲームをする:プラス50点
- 仕事の帰りに、お気に入りのカフェに寄り道する:プラス60点
- 夫に子供をお願いして、友人と食事に行く:プラス80点
- 子供が笑顔でありがとうと言ってくれた:プラス90点
- 朝、起きて朝日を浴びる:プラス20点
- 夜寝る前にストレッチする:プラス10点
このように、自分の嫌な出来事とうれしい出来事に点数をつけて、あなただけの「幸せのものさし」と「不幸のものさし」を作っておきましょう。
落ち込んだ時にはプラスを足す
例えば、夫の帰りが遅くてワンオペが続いて、マイナス70点になったとしましょう。
このままだとイライラが募って、ネガティブな思考にとらわれがちです。
そんな時、夫にイライラをぶつけてケンカになったり、子供に優しくできなくて後悔したりしていませんか?
そのような事態をさけるために、プラス70点以上になるような行動を意識的に取り入れることが有効です。
子供が寝た後に温かいお風呂に浸かって(プラス30点)、お気に入りのドラマを観る(プラス40点)。
この2つでプラス70点なので、プラスマイナス0にすることができます。
余裕があれば、寝る前にストレッチもするとプラス10点になって、嫌な気持ちをリセットすることができます。
嫌な気持ちをリセットできれば、翌日に持ち越すことがなくなりますね。
自分の「幸せのものさし」を知る
この方法を続けていると、自分がどんなことで幸せを感じ、どんなことで落ち込むのかが分かるようになります。
「友達と話すと点数が大きく上がる」「家事が滞ると点数が下がる」など、パターンが見えてくるでしょう。
その結果、嫌な事があっても、意識的にプラスの行動を増やし、落ち込みそうな出来事を最小限に抑える工夫ができるようになります。
小さなプラスを大切に
「そんな大きなプラスなんて見つからない」という方もいるかもしれません。
でもだいじょうぶです。
プラスの点数は小さくてもいいのです。
- 好きなお茶を飲む:プラス10点
- 気になる服をオンラインショップで見る:プラス5点
- 深呼吸する:プラス2点
- 丁寧に歯磨きする:プラス5点
これらの小さなプラスも、積み重ねれば、大きなマイナスも中和されます。
数値化で気持ちを管理する
数値化することで、自分の感情を客観的に捉えることができます。
「今日は合計でプラス20点になったな」と気付けば、ポジティブな気持ちが少しずつ湧いてくるかもしれません。
自分の「幸せのものさし」と「不幸のものさし」をうまく使いこなして、少しずつ自分を上向きにしていきましょう。
いかがでしょうか?
みなさんもぜひ、ノートに「幸せのものさし」と「不幸のものさし」を書いてみて下さいね。
今日お伝えした内容は、合う合わないはあると思いますが、実際にやってみると意外と効果があったというお声もいただいています。
プラスの出来事を意識的に増やして、みなさんが年末年始に向けての色々なイベントを楽しめますように・・・。
最後までお読みいただきありがとうございます。