こんにちは、市川 茉里子です。
自分がない 人に合わせてばかりの 「いい人」を見つめ直すことで本当の自分が見つけられるリライフカウンセリングを行っています。
「安心安全基地」と聞いて何が思い浮かびますか?
「安心安全基地」って聞いて、何が思い浮かびますか?
私は、「鬼ごっこ」が思い浮かびます。
子供の頃、鬼ごっこをしてよく遊んでいました。
ルールは簡単です。鬼役を1人決めて、その子が目隠しして100数える間に、みんなは散り散りになって、どこかに隠れる。
そして、鬼に見つからないように、その隠れ場所から「安心安全基地」と呼ばれる陣地に戻ることができたら勝ちです。
その頃住んでいた集合住宅の敷地の中には、子供が隠れるのにちょうどいい場所がたくさんありました。
その隠れ場所から飛び出して、安心安全基地に戻るまでが、ドキドキハラハラなんです。
鬼に見つからないように、様子を伺いながら安心安全基地に戻るまでの間、危うく見つかりそうになってドキドキしたり、慌てて走って転んでしまったり。途中で鬼に見つかって「あーぁ」となることだっていっぱいありました。
そして、無事に安心安全基地に戻れた時には、心底ホッとしたものです。
大人になっても大切な「安心安全基地」
実は、この「安心安全基地」、大人になってもとっても大切なんです。
安心安全基地と言っても、鬼ごっこのような本当の基地ではありません。
あなたの心の中の安心安全基地です。
仕事が忙し過ぎて、一日中ずーっと心が緊張していた日
職場で苦手な人と一緒に仕事をして、心がずーっと無理していた日
夫婦ゲンカして心がずーっとキリキリしていた日
なぜかうまく行かなくて心がずーっと沈んでしまった日。
大人になって社会人として生きていると、誰でもこんな日がありますよね。
そんな時、あなたの心はとても無理をしているんです。
「安心安全基地」に戻りましょう
そんな時、心が「安心安全基地」に戻ってホッとできるかできないかで、人の幸福度は天と地くらいの違いが出てきます。
安心安全基地に戻れる=穏やかな気持ちで毎日を過ごすことができるので、どんどん幸福度が高くなる。
安心安全基地に戻れない=不安が溜まって心が不安定になり、幸福感を感じられない。
やっかいなことに、大人になるとなかなか心の安心安全基地に戻ることができません。
理由は「心が無理していることに気づかないから」です。
無理していることに気付かないと、自分は安心安全基地に戻らなくてもだいじょうぶだと勘違いしてしまいます。
この勘違いが積もり積もると、心は無理を重ねて悲鳴を上げ始めます。心の悲鳴が大きくなる前に、安心安全基地に戻ってホッとすることが、とても重要なことなんです。
やり方は簡単!
じゃあ、具体的にどうすればいいのかというと、実はとてもかんたんです。
緊張した時には「そりゃ、緊張するよね。」
苦手な人に嫌な思いをした時には「あの時は、嫌だったね。」
夫婦間ゲンカをした時には「ホントに、腹が立つよね。」
うまく行かなくて落ち込んだ時には「落ち込むよね。」
このように、自分にちょっと声をかけてみるだけでいいんです。
自分に声がけして自分の気持ちに気付くことで、不思議なことに、心は安心安全基地に戻ってホッとすることができます。
なんか、しんどいことが多い・・・。
もっと楽な気持ちで毎日すごせたらいいのに・・・。
こんな風に感じるあなた。
心が無理していませんか?
心が悲鳴を上げる前に、安心安全基地に戻ってあげてくださいね。
1人ではうまくできないなと思ったら、ぜひ一度、お話しに来て下さいね。