こんにちは、市川 茉里子(まりこ)です。
今回は「モラハラ夫」についてのお話をしたいと思います。
モラハラは「モラルハラスメント」の略で、言葉や態度による精神的な虐待のことを指します。
ある調査によると、5人に1人が夫のモラハラに悩んでいると言われています。
妻に対してモラハラを行う夫を、ここでは「モラハラ夫」と呼びます。
よくあるお悩み
モラハラ夫に関するよくあるお悩みの例として、Y子さんの話を紹介します。
Y子さんは30代後半で、パートタイムで働いており、夫と9歳と6歳の子供2人の4人家族です。
Y子さんの夫は、なにかにつけて、「お前は何もできない」「誰もお前を必要としていない」といった言葉で高圧的な態度で彼女を攻撃します。
典型的なモラハラ夫ですね。
がまんし続ける内に、Y子さんは少しずつ自尊心を失い、「自分さえがまんすれば・・・。」と自分を守ることができなくなっていきました。
このような言葉の暴力の影響は深刻です。
Y子さんは、日常的に恐怖とストレスを感じていますが、子供たちに悪影響が出ではいけないと思って、ひたすらがまんし続けてきました。
また、経済的なことを考えると、離婚を考えても具体的な行動に踏み切れません。
がまんし続けるのは辛いけど、どうすることもできず長い間、悪循環に陥っていました。
このような状況は、モラハラ夫に悩む妻に共通する深刻な悩みです。
離婚を考える前にやるべき2つの重要なこと
では、どうすればこのような状況から抜け出すことができるのでしょうか。
①まず、心理カウンセリングを受けることが重要です。
多くの方が、自分がとても傷付けられてきたこと、がまんしてきたことに気付いていません。
カウンセリングを通じて、モラハラ夫の言葉がもたらすストレスや自己肯定感の低下について気付くことができます。
カウンセラーは、一つ一つ丁寧にお話を聞きながら、傷ついたあなたの心を癒やしてくれます。心が癒やされることで、あなたの中に安心感の土台ができあがり、心が軽くなっていきます。
また、普段の生活の中でできる具体的な方法について、アドバイスを提供し、ご自分の心のケアをサポートしてくれます。
次に、モラハラ夫に対して、自己表現や適切に自己主張するスキルを学びましょう。
カウンセラーのサポートを受けながら、自分の意見や感情を適切に伝える方法を習得します。
これにより、モラハラ夫に対して自分の気持ちを正直に伝えることができるようになります。
②経済的自立を目指すことも大切です。
オンラインコースや地元の教育機関など、スキルアップや資格取得を目指し、収入をアップする方法を探しましょう。
経済的な自立ができれば、モラハラ夫への経済的な依存から解放され、離婚を考える際にも自信を持って行動できるようになります。
なぜこの2つが重要なのでしょうか?
この2つが重要な理由は明白です。
まず、心理カウンセリングは、心の健康を保つための重要な手段です。
カウンセラーのサポートを受けることで、自分自身を見つめ直し、自己肯定感を回復することができます。
自己表現や適切に自己主張するスキルを習得することで、夫とのコミュニケーションが改善され、日常生活がより円滑になります。
そして、経済的自立を目指すことは、自由と選択の幅を広げるために必要です。
経済的な基盤があれば、自分自身と子供たちの未来を守るための決断を、より自由に行うことができます。
Y子さんはその後どうなったでしょうか?
冒頭でご紹介したY子さんは、その後どうなったでしょうか?
Y子さんは、心理カウンセリングを受けながら、夜間のオンラインコースで経理に関する資格を取得しました。
自信を取り戻したY子さんは、その資格を活かしてパートタイムからフルタイムの仕事に転職し、経済的な自立を達成しました。
自分の意見を適切に伝えることで夫との関係も改善され、夫からのモラハラを減少させることができました。
カウンセリングで心の健康を取り戻し、夫のモラハラに振り回されることがなくなったのです。
まとめ
モラハラ夫についての悩みは非常に深刻で、一人で解決するのは難しく辛いことです。
まずは、カウンセリングを受けることで、あなた自身を癒やしてあげましょう。
そうすることで、ストレスや自己肯定感の低下を克服し、自己表現のスキルを身につけることで、モラハラ夫に振り回される日々から解放されます。
もしあなたが同じような悩みを抱えているなら、1人で悩まずにカウンセリングを受けることをお勧めします。
モラハラ夫からの完全解放カウンセリングでは、あなたの悩みを真剣に受け止め、最適な解決策を一緒に見つけていきます。
カウンセリングはカウンセラーとの相性が大切です。
初めての方には、お試しカウンセリングがおすすめです。
ぜひお気軽にご相談ください。