「言わないでおこう。」は要注意!
こんにちは、市川茉里子(まりこ)です。
今日は、夫婦の間で「言わないでおこう。」という選択がもたらす危険についてお話をしたいと思います。
みなさんは、夫(妻)にわかってもらえないから、「言わないでおこう。」と思うことはありますか?
なぜ「言わないでおこう。」と思うのでしょうか?
今までも、わかってもらえなくて、イライラしてケンカになってしまったから?
今までもわかってもらえなくて、不安で悲しい思いをしたから?
色々と理由はあると思います。
人は誰でもイライラしたり、不安になったり、嫌な気持ちになるのは避けたいものです。
なので、時には言わないでいた方がいい場合もあるかもしれません。
ですが、いつも「言わないでおこう。」と思ってしまっていたとしたら、それは要注意です。
言わないでいることがもたらすこと
実は、言わないでいると、あなたがその時に感じた気持ちを封じ込めることになります。
気持ちを封じ込める=がまんというストレスを抱え続けることになるんです。
ストレスが積もり積もると、もうそれ以上ストレスを感じたくないので、やがて相手を避けたくなります。
いつまでも平行線のまま・・・。
もしかしたら、あなたは気持ちをわかってくれる人を他に求めてしまうかもしれません。
仮面夫婦と言われる状態ですね。
あるいは、積もり積もったストレスが爆発して、感情的にぶつけてしまうかもしれません。
冷静に伝えることができず、余計に関係が悪化します。
ケンカが絶えない夫婦になってしまいますね。
言わないでいることで、あなたが苦しみ続ける危険があります
このように、がまんというストレスが、仮面夫婦やケンカの絶えない夫婦という結果を招いてしまうことがよくあります。
これらは、あなたが思い望んでいた夫婦関係ではないと思います。
言わないでおこうという選択をすることで、結局はあなたが、「言わないでおこう。」と感じる出来事がどんどん増える、という悪循環を招いてしまうのです。
つまり、言わないでいることで、あなたはストレスを抱え続け、ずっと苦しみ続ける危険があるのです。
そのような状態で長時間過ごしていると、自分ががまんしていると感じることすらできなくなってしまい、どうすればいいのかわからない状態に陥ることもあります。
言わないでおこうと思った時にはどうすればいいのでしょう
あなたが、夫(妻)に対して言わないでおこうと思う時、それはあなたの心が不安やイライラをがまんしているサインです。
不安やイライラを、直接相手に伝えられれば、いいのかもしれません。
でも、それができないから言わずにおこうと思ってしまうんですよね。
そんな時は、がまんしている自分に目を向けてみましょう。
想像上でかまいません。
がまんしている自分に対して、「私、不安なんだ。」「私、イライラしているんだ。」と声をかけてあげましょう。
ストレスで緊張していた気持ちが不思議とほぐれて、心がスーッと軽くなるのを感じられると思います。
ストレスが積もり積もって、仮面夫婦やケンカの絶えない夫婦になってしまう前に、ぜひやってみて下さいね。
がまんのサインに気付いて、自分に声をかけてあげること。
夫婦がうまくやっていくコツかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。