尊大型アスペルガー症候群の夫と結婚した妻の苦しみ
こんにちは!市川茉里子(まりこ)です。
自分以外のことに無関心。
言っても言ってもわかってもらえない。
自分の意見にこだわる。
自分の考えを押し付けようとする。
こちらの気持ちを踏みにじるようなことを言う。
アスペルガー症候群の夫を持つ多くの妻から、このようなお悩みの相談をいただきます。
要求に強い反抗を示し、暴言を浴びせる。
気分の変動が激しい。
コミュニケーションができない。特に夫婦、親子関係など深い関係では、顕著になる。
相手を無理矢理コントロールしようとする
尊大型のアスペルガー症候群の場合、一般的なアスペルガー症候群の特徴に加えて、このような特徴があるため、とても苦しまれている妻が多いんです。
次第に苦痛に満ちた夫婦関係に陥ります
「結婚してから、夫の言動がおかしいかもと思い始めた。」
「子供が産まれ、育児に全く協力してもらえないことに驚いた。」
最初は違和感を感じる程度から始まります。
普通の家庭なら楽しく過ごせるよう時に、(例えば、お宮参り、初節句、誕生日、入園、入学、運動会など)、何かとゴタゴタが起きたりします。
普段の生活でも、予期せぬ時にトラブルが起きたり、突然キレたり…。
うまく行くようにさまざまな試行錯誤を繰り返しても上手く行かず、なんでこうなってしまうんだろうと、悲しみや怒りを繰り返し感じます。
子供が成長するにつれ、夫婦の話し合いや協力が必要な場面は増えますが、その都度、悲しみや怒りを味わい、もう、こんな思いはしたくないという思いが強くなります。
その内、あなた自身の考えより先に、どうしたらトラブルが避けられるか、子供に悪影響が出ないように、どうしたら家庭に波風がたたずに過ごせるかが、あなたにとって、最重要事項になってしまいます。
自分の気持ちなんて考える余地もなくなり、どんどん、自分の中に消化しきれない不安や恐れ、悲しみ怒りを溜め込んでいく。
周囲に相談したり、自分なりに本を読んだりネットで調べてみても、解決の糸口も見えず、孤独感、無力感に襲われて苦しみ続けてしまいます。
私のところにいらっしゃる時には、みなさん、涙も枯れて、疲れ果て、いったいどうしたらいいかわからないという状況に陥られています。
もうあきらめるしかないのか、でも子供もいるし、考えても考えても、わからない・・・。
どうしようもなくなった時の救いは何でしょう?
このような状態に陥ってしまった時に、救いになるものは、たった一つなんです。
「自分の本当の気持ち」
これが、あなたを救ってくれます。
みなさん、長いこと苦しんでいたことで、自分の気持ちに対して、何重も何重も蓋をしている状態になっていらっしゃいます。
でも、自分の本当の気持ちに蓋をしている状態では、決して楽にはなれません。
とても重要なことなので、もう一度言いますね。
自分の本当の気持ちに蓋をしている状態では、決して楽にはなれません。
考えたこともないし、蓋を取ってしまったら、今までの感情が爆発してしまうのではと、怖いかもしれません。
ですが、自分の本当の気持ちに気づいて、その気持ちに優しく寄り添ってあげることで、少しずつ、確実に楽になっていきます。
そして、気付いた自分の気持ちを、相手にそのまま伝えればいいのです。
どんなに、もうだめだと思っていても、これさえできれば光は見えてきます。
どうか諦めないで、あなたの本当の気持ちに向き合うことから始めてみましょう。
自分の気持ちに気付くと、こんなにいい変化が起きます
自分の本当の気持ちに向き合うことに取り組むと、こんな変化が起きたとおっしゃいます。
自分の気持ちを素直に感じられるようになった。
夫の反応よりも、自分の気持ちを優先して考えられるようになった。
自分の気持ちを夫に伝えられるようになり、楽になった。
夫と適度な距離を置けるようになり、振り回されなくなった。
今がどんなに苦しくても、自分の本当の気持ちって何だろう?と考えてみて下さいね。
何度か考える内に、必ず、糸口が見えてくるはずです。
世の中から、1人でも多くの妻が悩みから解放されることを、心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。